ショックで寝込みました。
「涙は人を動かす」
侵入防止のため、あぜ板を埋めよう。
植えたばかりの花苗がモグラでダメになり、
早速障害物が出現。
岩が出てきたので分割して撤去です。
ついでに隣の花壇にもあぜ板を。
これでモグラもあきらめるでしょう。
他にもあぜ板を広げたくなりました。
ところでモグラは障害物があると地上に
飛び出し、場所を変えて再び潜ります。
ですから地上の動きも止めねばなりません。
あぜ板を地面から5cm以上出すのは、地上の
動きを止めるためです。
モグラは大食漢。
一日に体重の半分を食べないと餓死するらしいよ。
縄張りを半分にぶった切ると・・・
グフフ どうなるんだろう
縄張りを半分にすると、エサの確保も半分に。
・・・なるほど結果がみえてきました。
いままで被害にあった場所を徹底的にマーク、
興奮して眠れなくなっちゃった。
あぜ板の敷設はヨロコビに変わろうとしています。
穴道を、ことごとく遮断。
モグラの動きを右から左、左から右、
上から下、下から上、完璧に止めよう。
花壇を3分割。
あぜ板の端は回り込めないよう、
コンクリートで周囲を固めてあります。
モグラの親は縄張り意識が非常に強く、
子供の居候は許さないということです。
親のエサさがしの通路は地中やや深くにあり、
子供にとって利用できないとなれば、
残された道は地中の浅いところとなるのでしょう。
地面がボコボコにされ苗が枯れ死するのは、
巣離れした子供のせいだったのかも。
ガーデニングに安息の日はありません。
汗を流せば少しは楽になれそうで・・
子供のモグラは体力がないので地面から
せいぜい20cm以内の柔らかいところです。
しかし用心深いワタクシは、
40cmのあぜ板で30cm以上埋めました。
モグラは道路を横断し隣地からも来ます。
そうした不安をなくすため道路沿いに長い
「万里の長城」を試みました。
こちらは、こぼれ種で育つ白い花がステキな
オルレア群生のエリア。
元気に育っている苗を犠牲にしてでも、
モグラ憎しを優先させます。
モグラがあぜ板の下をくくり抜けないよう、
こん棒で土をガンガンに突き固めるんだ。
モグラ憎しの気持ちは、作業の緻密さにも
表れていますねー
たった2枚のあぜ板を敷設するのに二日も
かかりました。
地中には木の根や石が至る所にあって、
ときとしてあぜ板を切り抜いたりします。
すき間ができればコンクリートで塞ぎます。
作業は2か月間に渡り、
実質日数は2週間を要しました。
使ったあぜ板(長さ1.2m)の枚数は38枚。
セメント1袋、バラス、砂ともそれぞれ3袋。
ふり返ってみるとワタクシの行いは、
その原動力が「憎しみ」だけだった
・・かと